<2021年の結果>
所有株時価 27,401,300円 ===> 28,879,000円
買い付け余力 1,271,189円 ===> 5,209,994円
合計 28,509,821円 ===> 34,088,994円
預金から移動分 7,600,000円(年前比-2,020,827円 / -7.09%)
日経平均 27,444円 ===> 28,791円(前年比+1,347円 / +4.9%)
<出来事>
ワクチンによって、コロナ終息が期待された1年であったが、結局は世界中で感染拡大が止まらないというニュースで年末を迎えることになった。
日本国内では見事に抑えられていたが、国外から入国する人たちのオミクロン感染者の多さから考えれば日本国内で同種の感染が広がるのは間違いないことである。
このコロナ感染で誰が得をして、だれが損をしたのか、ニュースを見ているとみんなが苦しんでいるようにみえるが、このどさくさで得をする人もいるのである。
ワクチン製造に成功した製薬会社ファイザーやモデルナ、衛生製品を製造するM3。
半導体製造のサプライチェーン混乱により、単価の急騰で利益を上げる半導体製造企業
コンテナ運賃高騰の海運会社。
リモート推進特需で利益を上げた、SI企業群、ZOOM、マイクロソフト
引きこもり需要で会員数を増やしたディズニーやネットフリックスなどの映像配信企業
以外にも食品スーパーや、ホームセンターも大きく利益を伸ばした
上記の企業は引き続き業績を伸ばし続ける企業もあるだろうが、株価が高騰していて買う気がしない。
そこで、コロナの影響が大きかったが今後は復活が期待できる企業はあるだろうか。
航空業界:今後も海外路線は厳しい状況が続きそうである。
リモート会議も広がり、何ら支障が無いことが分かったので、出張需要が100%戻すのは難しいであろう。
鉄道:こちらも、通勤需要が100%戻るとは思えない。
しかし長期的に見れば、SGDsの観点から自動車や飛行機よりも環境にいいのは間違いないので、政策次第では需要が伸びるかもしれない。
ホテル:旅行というのは、リモートでは絶対に味わうことができないものがそこにはある。従って、旅行需要はいつか戻ってくる。ただし、ビジネス出張需要は100%は戻らないので、場所によっては大きな淘汰は避けられない。
飲食:飲み食いというのは人の最大関心事である。従って、おそらく需要は戻るが、居酒屋に以前のように客が戻るかは疑問である。
<持ち株に関して>
今年は、積立型生命保険の満期などがあったので、証券口座への資金移動が大きかった。
確定した損益は大きくプラスとなっているが、含み損が大きく資金移動分を考えると、来年よりマイナスとなった。
まあ、こういう事もあるので、じっくり回復するのを待ちたい。
株を始めて以来、関わり続けていたリスクモンスターをすべて売却した。理由は東京商工リサーチからの提携を解消されたからである。リスク与信管理会社が信用を担保でき無くなったのである。持ち続ける理由がない。
テレビで専門家が言っていたが、利上げ局面などの株価の乱高下が激しいときは、出来高の低い小型株の買いが抑えられるらしい。
そのような影響が年後半に持ち株の不調の原因となったのかもしれない。
<持ち株の確認>
ピーバンドットコム:
大きな含み損を出しているのはこの会社である。
株主優待を廃止してからというものPERが30倍から16倍程度まで時間をかけて下げ続けている。拾い始めたのは、株主優待を廃止を発表してしばらくしてからであったが、その後も下落が止まらなかった。
コロナ影響下で業績予想は下方修正しているが、黒字は確保し続けているし業態から言って、投資先さえ間違えなければ成長は間違いないと思われる。従ってナンピンしながらホールドを続けている。
シンポ:
焼肉のロースターの専業である。コロナは焼肉業界にも大きなダメージを与えたが、テーブルに換気装置がある焼肉は換気効率が良い。従って、コロナ禍でも比較的安心して食事に行くことができる業態である。
網の洗浄業務委託の拡大と新工場稼働による生産性向上に期待している。
エコミック:
給与計算業務委託の需要は今後も伸びるであろう。
競合の多い業種ではあるが、中小から大手まで幅広く対応できるのが強みで、中国や、札幌に計算業務を行う拠点があり、人件費を安くできる。
四季報の記事が気になるが、ここは持ち続けたい。
京急:
優待が欲しくて400株だけ購入した。
底値だと思って買った価格から大きく下げてしまった。
羽田線があるので、コロナがある限り厳しい経営が続きそうである。
どこかで、ナンピンしながら気長に持ちたい。
<来年の抱負>
大きくスタイルを変える気はないが、日経平均に対しても成績が悪いので何にかしら対応が必要になりそうである。
勉強を続けていい方法があれば色々試してみたい。
仕事をしながらなので、どこまでできるかわからないが、最初からあきらめているわけにもいかないので、頑張りたい。
今年は飛躍の年でありますように。